サクラのチュートリアルです。簡単な「ドレミ」のテキストで音楽を奏でることができます。
「ドレミファソラシーッ」と書くと、そのまま演奏されます。「ー」で音を伸ばし、「ッ」で休符を表現できます。
「＃」や「♭」を指定して、半音上げたり下げたりできます。
「音符4」と書くと四分音符。「音符8」と書くと八分音符になります。
音名「ドレミ」の後ろに4とか8とか書くと、一時的にその音の長さを指定できます。
「ドレミファソラシ」に加えて「cdefgab」も記述できます。
休符「ん」「r」や伸ばす記号「ー」「^」も使えます。
四分音符や八分音符を次のように表現できます。
オクターブを変更するには、『音階』や『o』命令を使います。
範囲は0-10までです。普通のメロディーには、だいたい４～７くらいの音階を使います。
また、オクターブを１つだけ上げ下げする、『↑』『↓』（あるいは『>』『<』）の命令があります。
それから、次の１音だけ、オクターブを上げるという、『`(Shift押しながら＠を押す)』というのもあります。（ちなみに、１つだけ下げるのは、『"(Shift+2)』です。）
さくらさくらをMMLで記述すると次のようになります。
音の長さは『音符』という命令で指定します。四分音符は『音符４』、八分音符は『音符８』のように、表します。
それから、音名の後ろに音符を、例えば『ミ４』のように、書いても良いことになってます。『音符４ ミ』と、『ミ４』が同じ意味になるのですが、『音符』命令を使った場合には、その後に書いた音符の長さが全部、四分音符になるのに対して、後者の方法だと、その音符のみ、四分音符になります。
例えば、メリーさんの羊を一時的音符指定を使って書きなおしてみます。
（参考）音の長さの一覧表：
| 名前 | サクラで書くと |
| 全音符 | 音符１ または l1 |
| 二分音符 | 音符２ または l2 |
| 四分音符 | 音符４ または l4 |
| 八分音符 | 音符８ または l8 |
| 十六分音符 | 音符１６ または l16 |
| 付点四分音符 | 音符４．または l4. |
| 四分音符の三連符 | 連符｛ ドドド ｝４ または {ccc}4 |
複数のトラックを指定できます。
音を短く表現したい場合、「ゲート」「q」を使います。
繰り返しを表現できます。
和音を表現できます。「ドミソ」や`ceg`と書きます。
『Sub{ フレーズ1 } フレーズ2』のように書くと、フレーズ1とフレーズ2を同時にならすことができます。
『Div{ドミソ}4』のように書くと、4分音符を3つの長さ(つまり12分音符)に分割した長さで演奏できます。
なお『Div{ドミソ}』を『{ドミソ}』とDivを省略して記述できます。
そして、連符表現はネスト(入れ子状態)にすることも可能です。
音量は0から127の範囲で指定します。「音量120」や「v120」のように記述できます。
vを使った記述方法です。
テキスト音楽「サクラ」