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今から、実際に楽譜を見て打ち込んで行きます。
滝廉太郎作曲『荒城の月』
下の楽譜は、滝廉太郎作曲『荒城の月』の出だし部分です。この曲は、それほど難しくないので、さらっと行きましょう。

まず、注目するのは、基本音符です。一番多く使われてるのは4分音符ですので、音符4としましょう。それから、ラとシとミにフラット(♭)がついているのにも注目してください。
音色(Flute) 音量120 音階5 音符4
ソソ↑ドレ ミ♭レドー↓ ラ♭ラ♭ソファ ソーーッ |
調をあらかじめ設定する。
実際に打ちこんでみると分かりますが、いちいちラとシとミにフラット(♭)をつけるのはかなり面倒な作業です。
そこで活躍するのが、調コマンドです。
例えば、今回の場合なら、調♭(ラシミ)と、曲頭に書きます。もし、ドとファのシャープ(#)なら、調#(ドファ)と書きます。
(調号を初期化するときは、調#()と、カッコの中を空にしてください。)
それでは、調コマンドを使って書きなおしてみます。
調♭(ラシミ)音色(Flute) 音量120 音階5 音符4
ソソ↑ドレ ミレドー↓ ララソファ ソーーッ |
このように、♭を除くとかなりすっきりします。
アメリカ民謡『峠の我が家』
さて、次なる曲は、アメリカ民謡『峠の我が家』です。


調はファにシャープ。基本音符は8分音符が良いでしょうか。とりあえず打ちこんでみます。
調#(ファ)
音色(Flute)音階5音符8
ンーーーーレ
レソラシー 音符16ソファ
ミーー>ドドードーーー ドド
レーー<ソソー 音符8ソファソ
ラーーーー |
どうです?上手く鳴りましたか?
ところで、ちょっとテンポが速すぎるなぁと思いませんでしたか?
テンポを変えるには、曲の頭で テンポコマンドを使います。
楽譜にはテンポ104〜112で、と指定がありましたので、テンポ104と、曲頭に書き加えたら完成です。 |