「クジラ杯」審査員のコメント

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★審査員よりのコメントです。・・・前ページに掲載されたコメントはカットしてあります。

(みじんこ審査員より)

☆ 「i」 作者:ねおさん

おとなしめの曲だからかあまり票は伸びていませんでしたが、和音の安定感、和音の展開、演出、打ちこみテクニック、実はどれもハイレベルでバランスがとびぬけた作品です。投稿された曲の中で一番安心して聴けた曲でした。

特にピアノの打ちこみは非常に丁寧で、「これほんとにストトン?」というできばえ。ストリングスのトリルなどの演出も実に自然で、リストには「時間があればドラムスなども入れたかった」と書いてありますが、この状態でも充分気迫が伝わってきます。

彼の「フルパワー」はかなりすごそうです。(笑)


☆ 「もう一度」 作者:杏音さん

リストには「サクラ初心者」と書いてありましたが、はっきりいって全然そんな感じはしません。恐ろしくよくまとまっています。(笑)

MMLでコントロールチェンジなどを直接制御してるところを見ると、もしかしたら他の音楽ソフトでの作成経験がおありなのではないでしょうか。

派手さや挑戦的な部分はありませんが、メロディラインの流れ方、装飾音符、和音の安定感、ドラムスのフィルイン、クラベスによるワンポイント、適切な場所でのブレイクなど、「入れるべきものは全て入れた、バラードのお手本」といった感じです。


「Marry Me!」 作者:もりもさん

好きな人は必ずしも異性とは限りませんが(同性愛とかではなく…)、やはりお年頃の男子としてはそろそろ「結婚」の二文字が重くのしかかってくるであろう事を考えると、それを全力で振り切るが如く「ある種の迫力」が感じられる一曲です。(笑)

中盤でリズムの違うフレーズへ切り替えるなど構成に関してはかなり気を使っていますが、ある部分では和音や音程の選び方に迷いが見られ「おしいっ」という感じ。

リズム感や音の迫力はあるので、ファイルの頭で「TimeKey(,,3)」(E♭メジャー)などと指定して、和音に対するベースの音程を自分で把握しやすくしたり、なるべく#や♭を書かかなくていい形で作曲すれば、曲に調のまとまり感が出たのではないかと思います。


「桜の花、咲く頃」 作者:空蝉さん

コメントでは「決定力がない」などと謙遜されていますが、リストからは高校生とは思えないほど独自に研究を積み重ねた感じが出ていて熱意が伝わってきます。この曲も大貫さんの「時々素直」と同じく非常におしい曲です。

ディミニッシュなどの「扱いが難しい経過コード」へ果敢に挑戦していますが、メロディの音程と和音が合っていないのがおしいところ。何回も鳴るフレーズなので注意したい部分です。

ディミニッシュを使う時はどの音程を使ってメロディを鳴らしたらいいのかというのが非常に難しいのですが、次に来る和音のルート(ベース音)へ転調し、そのルートからのハーモニックマイナースケールで鳴らす…というのが正解なんですが、長くなりそうなのでこの辺で…(綺麗に決まるとぐっと来る音になるので、もし細かい解説が必要でしたらメールででも。笑)


「やっと君に巡り会えた」 作者:kyonpeiさん

ダイナミクス(音量の大小)を非常に練りに練って作られた作品で、昼夜、何回も何回も聴きながら調整する様子が想像できます。

「切ない感じと思いの強さを交互に出す」という部分に主眼が置かれたもので見事にその目的は達成されているのですが、EBIさんの「南風の少女」と同じく雰囲気を壊さないように力を尽くしたためか、少し和音の展開が大人しすぎるかなという印象を受けました。

恋愛に安定や思いの強さは必要ですが、恋が実ったその暁には「意外性」「ミステリアスな部分」も必要となってきます。「もし恋が実ったならこうしよう」「こういう事もあるかもしれないな…」というような不安定な部分もスパイスとしてちょっとだけ入れると、「求める」から「求められる」に切り替わった時の不安なども表現できてよいかと思います。


「かえりみち」 作者:alice-alphaさん

投稿された曲の中では珍しくティンパニという楽器が使われて、独特な味が出ています。その事により、恋に対する切ない思いというよりは「達成感」が強調され、かつ随所では「それを失う事への不安」みたいなものが表現されており、絶妙な組み合わせで独創的です。

和音の配置や転調などの変化などは補助ファイルの chord3.h などで行われており、色彩も豊か。ただし chord3.h へ頼りすぎの感もあり、メジャースケールの時使えないV♭の音程、マイナースケールの時に使えないV(ナチュラル)の音程が混在する形で入ってしまって、メロディに不安定さが出てしまっているのがおしいところです。

下側タブに表示される構成音表をよく観察するか、スケールを自動で設定するchord5.h へ切り替える事で解決できますので頑張ってみてください。楽器の選定、使い方、装飾音符などはグレードが高いので、上記の点さえ補えれば「意外な角度から忍び寄るダークホース」になれる事間違いナシです。(笑)


「その瞳、慈愛を映し」 作者:korekenさん

モチーフはベンドの利いた浮遊感のある印象的なオカリナからスタートしているようですが、コメントにも書かれている通り、かなり方向感に迷いが感じられます。恐らく曲を作りながら「ああでもない、こうでもない…」と自問自答を繰り返したのでしょう。

イメージが沸かない場合は無理に進めようとせず、喫茶店で冷たい飲み物などを飲みながら有線のBGMなどを聴く、というのがお勧めです。飲食店のBGMはインスト(ボーカルが入っていない、楽器だけの曲)の場合も多いので、意外な突破口になったりする事があります。(ひらめいたら忘れないよう早めに店を出ましょう。笑)


「空より遠く」「海雲」「あの町の向こうで」 作者:みゅひゃさん
「歩いて」 作者:ふわさん(メールアドレスが同じなので同じ人?)

ネットなので10歳という年齢が本当かどうか判りませんが、もし本当だとしたならこの年齢でインターネットで活動している事、作曲をしている事は非常に驚きです。

みゅひゃさんに限らず、最近では小学生の方の曲投稿掲示板へ投稿が見られるようになり、「作曲=英才教育の結果」という定番パターンではなく「作曲=好奇心」となりつつあるのが興味深いところ。

もしかしたらサクラユーザーの中から強力な作曲家が生まれるのではないか、という事を予感させてくれます。得票数は低いですが、あと一年もすればどうなってるか解らないところがたのもしくもあり、恐ろしくもあります。(笑)

(尾上審査員より)

★22 かえりみち  alice-alphaさんの作品
展開がとてもいいと思いました。特に聴き手をゆっくり大きく巻き込んでゆく
ような和声の使い方はセンスを感じさせます。この人は作曲に拘りを持って
いそうですね。それにしても威風堂々としたかえりみちですなぁ(笑)

★23 穴   禿汚さんの作品
頑固さがいいかなと思いますね。所謂メタル的なものですが、激しさと
ストイックさが同居しているところにちょっと個性を感じました。

★39 夏の贈り物  東雲さんの作品
題名にぴったりの曲調、グルーヴィーなリズム、展開の面白さに引かれました。
が、一分過ぎからこじんまりと終わってしまうのが残念。

(高見審査員より)

●夏にさく花 みゅひゃ

10歳の女の子でコンテストに参加と言うだけで驚いている自分が情けなくなりました。
いかんよね、こういう差別的な視点は。メロディラインは可愛らしい感じで、イメージがよく出てる。
曲をプレゼントされた彼は、どんな表情をするのか想像しちゃいました。


●空より遠く・・・ みゅひゃ

この子凄いね。あふれ出る情熱を感じる。


●海雲 みゅひゃ
海雲と想像できるかどうかが問題だ・・・・なんか明るいけどなにも想像っこできないかも・・・多分、その情熱はどの投稿者にも負けてないでしょう。


●あの町の向こうで・・・

そう言う意味で、この子に凄い可能性を感じてしまう私でした。


●歩いて・・・ ふわ☆

これもみゅひゃさんなのかな?それとも、サクラユーザーは10歳の女の子が多いのかな?(違うとも言えないか)


●訃報 哀上四

う〜ん、テーマと無理矢理繋げると、これもありなのかなぁ?そういう意味では、凄いセンスの持ち主と言えましょう。


●夢は芽生えてくるから 琶風果

うわ、また10歳の女の子ですねぇ。もうそれだけで完敗ですよ、私は。


●幸せにしたいんだ 妻夫木キャサリン

彼は色んな意味で早熟なようですね。曲に関しては、構成その他も特に問題も見当たらないし。もうちょっと音をすっきりさせても良いかもと言うくらいだけど、これは私自身もそうだからね。とにかく、サクラを上手く使ってると言う事に感心しました。


●a cup of tea わた

ピアノオンリーだけど、シンプルな感じにも躍動があって面白いです。初めてのお茶の香りに感動してる表現なのかな?うん、お茶は良いよねぇ。


●フィロソフィー わた

そうか。今時の16歳の男子学生が哲学的に好きを表すとこんな感じなんだ。ソースも見やすくて綺麗だし、切なさを上手く表現してると思います。


●august 妻夫木キャサリン

おぉ、直球ストレートな感じだ。しかも詩も付いてて、う〜ん若さを感じる…って13歳!? と驚く自分に(以下略)とにかく、J-POPのお約束が分かってるなぁと。13歳という若さでそれを表現できることに感心しました。ただ逆を言えば、J-POPはそういうことなんだな、とも思ったけどね。昔バンドをやってた頃、受けてた連中がこんな感じで女の子にキャーキャー言われてたなぁ。


●Feading 目美蔵β

これも歌物ですね。構成も考えて作ってるみたいだし、勢いを感じる。ただ勢いが溢れ過ぎてる感じ。もうちょっとリズムなんかを落ち着かせると良いと思います。ドラムだけストトンなのね。


●Snmmer in Lover 葛餅

優しさは伝わりました。もうちょっと全体を作ってから発表したかったんだろうね。今回の参加を血肉にして、様々なテクニックを身に付ければ見違えるでしょう。


●ENDLESS SUMMER lita

良い!!これは良い感じですよ、ロックではなくロックンロールですよ。技術、構成共に文句無し。なによりテイストがあります。好きですねぇ、こういうのは。楽しくなるじゃないですか。


●dual one 歩流

歌詞がついてるのに、歌詞機能は使ってないんだね。基本的な使い方は問題ないですし、雰囲気はよく出てて良いですね。ブレイク部分の音や、転調やテンションの使い方を学べば、もっと綺麗なバラードになるでしょう。Chord5や、MizincoFoundry(http://www.wiztext.net/~mizinco/)が貴方を待ってます。


●空気 哀乃河

変わった音の使い方をしてるなぁ。家族の不評でしたか。なに、気にしては行けません。天才はいつの世も孤独なものです。今回のコンテスト参加者のデータを見て、勉強すれば大丈夫。勉強って言葉が嫌いなら、パクリましょう、盗みましょう、どれでも良いです。


●SUMMER TIME MEMORY 〜君のいた夏〜 rid

歌詞が付いてるの多いですなァ。テーマをそのまま受け止めると、やっぱりラブソングになるんでしょうねぇ。基本的なサクラの使い方はバッチリみたいだし、ちょっと変わったリズムや、展開の仕方からみて、割りとしっかりとした世界を持ってそうです。後は、より高度な技術面を身に付ければ、楽しくってやめられなくなりますよ。


●Marry Me! djMO(もりも)

凄い明るい感じでのプロポーズですね。きっと楽しい結婚生活になるんでしょうね。まぁ、相手がOKであればですが。元気な割りに、曲自体は凄くシンプルで良いと思います。
普通、色々付け足してしまって、ゴチャゴチャしちゃうもんだけど、すっきりしてますね。バランスも良いし、本当にレベル高いですね。


●まだ恋は始まってもいない もりも

前の曲とは打って変わった雰囲気ですね。前の曲が外の顔なら、この曲は内側の顔なんでしょうね。
ソース内のテキストと相俟って、ほろりと来ますね。でも、よくある話でもありますが。個人的には、こちらの方が好きです。


●かえりみち alice-alpha

やっぱり、お題があぁだと、みんな直球になるんだなぁ。みんな恋をしてる、もしくはしたいんだね。
壮大さを感じさせる構成と、物凄くストレートな歌詞のバランスが面白いですね。Chord3を良く使ってますね。後は部分的な調感を揃えれば、もっと良くなると思います。


●穴 禿汚

あはは、これは面白い。詩は割りと切ない感じの様なのに、その感情は表に出るとこうなるんだね。
心に開いた穴、私は非常に好きです。テーマを元に、裏の心理表現を出した問題作と言えそうです。
雰囲気的にはロック系のアルバムに良くある長編テーマ曲のイメージです。曲全体の構成力はずば抜けてると思うし、凄いセンスを感じる。


●浜辺の夕焼け じゅやう

うわ〜、コンクールとかでありそう。そして同時に蘇る、ピアノ教室に通っていた日々!(3ヶ月で辞めた)そう言えば、教室で一緒だった女の子、今はどうしてるのかな?(もうオバさんになってます)
と言うくらい、ピアノって感じでした。ソースを見ると、何気に使われてる技術もあるし、もしこれが狙ってるなら、それは間違い無く成功してます。


●桜の花、咲く頃 空蝉

決定力に欠けると言ってますが、そんなことはないですよ。派手さ=決定力ではないですし、雰囲気はしっかり現れてます。MIDIのテクニック的にはかなり高く、データ作成力は非常に優れています。
後は手直しをしたい部分やら、曲を作るときの自分の持つ癖やらを覚えて精進すれば問題なさそうですね。と言っても人に言われる前に、自分で気が付いてるのであれば、助言の必要もなさそうですが。サクラユーザーってレベル高いなぁ、ホント。


●ハーモニカの音にのせて あい

これまた女の子らしい直球曲ですねぇ。曲全体のバランスも良く、波の音や、リズムパートの使い方が非常に効果的です。歌詞も、全体の雰囲気と合わせて盛り上げます。自分の世界を演出することを知ってますね。特に指摘する部分が無いくらい、しっかりと出来てます。


●想いは遠くへ poo

爽やかな曲で良い雰囲気です。歌詞がありそうなくらいにハッキリとしたメインメロディ。
中盤に入るギターソロ。オーソドックスなリズムと80年代後期〜90年代のJ-POP(と言うかJ-WALK?)らしさが出てます。素直な作りで、ソースを見るとその几帳面さが覗えます。
技術的にもしっかりしてますし、こんな感じでサクラを使ってると楽しいよ、という見本みたいな感じです。もちろん私個人が感じたことですけど。


●駆け出す情熱 青い白熊

ノリノリですね。これが若さか…。
もうバランスがどうこうと言うよりもその勢いが凄い。ただ、おそらく、彼がやりたいとイメージしたことで、MIDIを使っていて限界を感じることも多いような気がします。後は、その辺りの技術、テクニックや全体的なバランス感覚を身に付ければ、より楽しく曲が作れるようになるでしょうね。


●Far Away and away 新条ゆきの

これは好きです。何だろう、初めて聴いた瞬間に好きだって思えました。凄くシンプルで、荒削りな部分もあるけど、その中に凄いセンスを感じます。技術やバランス云々ではなく、感じてくるセンスにやられた感じ。私は手放しでこの曲を押しますってくらいに。ただ、その理由を考えると、良く分かりません、ごめんなさい(笑)


●その瞳、慈愛を映し koreken

凄く独特なイメージを持ってますね。不思議な広がり(音がではなく曲自体が)を感じて、どう感想を書けばよいか困ってます。良い感じ、以外の表現が見つからないです。サクラを良く使ってるし、曲のバランスもしっかりしてるし。部分的なものではなく、全体的に良いんですよ。


●もう一度 杏音

凄いレベル高いです。技術的には今回トップクラスと言えるのではないでしょうか。各パートのバランスも構成も素晴らしい。これ、普通にどこかのBGMで使われてても違和感ないでしょう。ただ、逆を言えば、そういう意味で、あまり目立たないとも感じるかも。とにかく、サクラを利用した楽曲と言う意味では最高レベルです。この曲を聴かせれば、親友へ気持ちは必ず伝わることでしょう。


●daily masaya

元気ですねぇ、若いですねぇ。でも特に派手さを求めてるだけでなく、選んだ音も落ち着いたものが多いし、良いバランス感覚を持ってると思います。曲全体のイメージもしっかり組みあがってるようだし。
技術的な面も含めて、これから伸びる雰囲気が強く、これからがかなり期待できそうです。


●La Fiesta a la Costa dj MASA

凄く面白い。これは誉め言葉です。バランスも良いし、良く出来てます。技術力も文句無しで、それだけに留まらないところが良いですね。多分、常連さんだと思うんだけど、特に助言は見当たりませんので、このまま頑張ってくださいって事で。


●I wanna say. RiceHead

あぁ、こういうの好きだな。技術やセンスがどうこうではなくて、ストレートでしっくりくると言う意味でね。奇をてらうでなく、まっすぐな感じのバランスの良さ。こういう若さって凄い好きです。
このまま、真っ直ぐ成長して欲しいって思います。


●自転車に乗って 暇人

友達の言う通り、ノリの良い曲です。ただ、ちょっと細かく刻みすぎと言う印象が強くて、忙しなく感じるかな?もうちょっと落ち着いて=オーソドックスな方が、よりノリの良さを感じさせることが出来ると思います。


●この夏の空に yuma

前向きな気持ちはよく出てると思います。その前のちょっと後ろ向きだったであろう過去も含めて、ね。そういうことで、イメージはちゃんと表現出来てると思いますよ。ソースを見ると凄い律儀そうな印象を受けました。全体的なシンプルな雰囲気でバランスも良いだけに、もう少し展開が欲しかったかな。


●nothing to say おどろきさん

初投稿でコンテスト参加かぁ。その心意気や良し!!好きな音楽が良く分かりますね。
MIDIでこの手のをやるのは大変なんだけど、ちゃんとメリハリあるし、良く出来てるよ。
技術的な部分を強化すれば、今後が楽しみになりそうな感じです。


●夏の贈り物 東雲

これまたのんびり陽気で爽やかな感じの夏ですね。こういうバカンスは素適だろうなぁと思います。
パーカッションの使い方も上手いし、良く出来てますね。ただ、メロディはちょっと苦手なのかな? って思いましたが、展開後の雰囲気は意外で面白かった。



●やっと君に巡り会えた kyonpei

これもバランスの良い曲ですね。イメージ通りに感じると言うことは、よほどイメージがしっかりしたものだったのでしょう。この夏一番好きな人に贈る曲というお題通りの曲だと思いますよ。凄く素直なデータ作りでしっかり作られてますし、構成力が非常に素晴らしいと思います。これから先も、良い曲を描き続けてくれると、個人的に思っています。


●一等星 hiro

希望に溢れた夜をイメージしますね。夜に輝く一等星を見て、夜明けと共に新しい何かが始まるようです。イントロなどの演出的な部分も効果的です。何気にChord2を使用していたりと、技術的な部分もしっかりしてます。半分以降のリズムが入るあたりまでは、前半はリズムが無かったのでちょっと退屈気味でしたが、リズムが入ることでしっかりと安定感が出た気がします。これは狙った効果だったのでしょうか?コード進行に重点を置けば、これからも良い曲を描けると思います。


●i ねお

いやぁ、美しい曲です。技術、バランス共にピカ一だと思います。特に言う言葉も無いくらいです。


(高見審査員の評価)

「Far Away and away/新条ゆきの」

この曲は、上手く説明できませんが、非常にセンスを感じました。ともすれば嫉妬するくらいに、です。
理由はわかりませんが、私の一押しはこの曲です。

「穴/禿汚」

テーマに対して逆説的な雰囲気の楽曲で挑んできたその精神に。それだけならただ捻くれた青年ですが(個人的には大好きです)、それに留まらない構成力と展開は、それ以上に凄まじい説得力を持ちます。


10才女学生
「夏にさく花」
「空より遠く・・・」
「海雲」
「あの町の向こうで・・・」/みゅひゃ

もうこの年齢と、そのコメント「是非きいてください」だけでOKです。差別? いえいえ、他意はございません。恐らく、その他の10才女学生というのも、同一人物ではないかと。
その情熱に対して、敬意を表したい。みんな10才の頃になにやってたか、思い出してごらんよ。


早熟な子
「幸せにしたいんだ/august」
妻夫木キャサリン

彼は、おそらく世間一般では天才と持てはやされる要素を持ってますね。13歳、中学2年で、この楽曲の構成と、商業的なお約束ポイントを難なくこなしているし。ただ、もしそうだとしたら、そのタイプは挫折に異常に弱いはずなのでちょっと心配。今後どのような成長をするかが楽しみな子です。
(シライ審査員)

ID20 Marry Me! djMorimo(もりも) MIDI

曲全体の展開を考えて、何度でも聞ける曲の構成を考えてみてはいかがでしょうか?
リズムセクション(ドラム・ベース)のフレーズはもう少し手の加えようがありそう
です。
あと、音数の多さが逆効果になっている部分もありますね。
元となるメロディーは良い感じですね。ゴンサロ・ルバルカバのイマジンというCD
を聞い
てみて下さい。新しい発見があるかもしれません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00002588S/shop75com-22/249-5985045
-4192360


ID25 桜の花、咲く頃 空蝉 MIDI

雰囲気が結構好きです。リズム、ハーモナイズ的にもう少し詰めたい所ですね。相馬裕子とか参考になるかもしれません。
http://www.oikake.net/artists/Soma_Hiroko/disc/
廃盤な作品が多いので中古漁りして貰うしかないかも・・・空と海が出会う場所とか、かなり名作です。プロデュースは亀田誠治という、椎名林檎のプロデューサーがシンクラビアを駆使して頑張っております。この曲の雰囲気をもっと良くするためには必聴ですね。また、耳コピ等多くしていただくと、もっと感覚的にコードの事が良く解るかもしれません。


ID43 i ねお MIDI

メロディーの装飾など頑張っている感が見られますが、もう少しサラッといっても良
いです。ちょっとクドくなってしまいますね。気になったのはそのくらいで、メロディーの骨格は良くできています。構成をもう少し考えて欲しいかな?落ち着くタイミングをもっと少なくとっても良さそうです。
シュガーベイブとか聞くと良いかもしれません。
http://www.hmv.co.jp/search/artist.asp?artistcode=000000000035981&keyword2=%
83V%83%85%83K%81%5B%83x%83C%83u


ID41 やっと君に巡り会えた kyonpei MIDI

難しい雰囲気を上手に再現していると思います。
メロディーというか、テーマの力が強いのでちょっと「ぎょっ」としてしまいました。
特にメロディーの入りは「ヨーメニー コーナイカー」と歌詞を付けたくなるほどの
力をもっています。
ここを、もうすこしサラッと入ることが出来れば、もっと聴き手に伝わりやすくなっ
たと思います。


ID22 かえりみち alice-alpha MIDI

アレンジの基本的な感覚が良いですね。メロディーを生かすコード進行とボイシングを勉強するともっと良くなると思います。歌モノと考えると特にそうですね。
ティンパニーの音も、実際本当はどのように使われているのか・・・など意識して色々な作品を聴いていただくと良いと思います。山下達郎とか上手いんですよ。色々な曲を聴いた後に、この曲を聴くときっと違和感があると思います。それは、コード進行的な違和感だったり、ボイシング的な違和感だったりすると思うのですが、全体のクオリティーを上げたいと思ったら、そういうことも意識して色々な曲を聴いて欲しいですね。


ID32 もう一度 杏音 MIDI

メロディー、アレンジ共に良くできています。音色的にもう少しつめるともっと良くなったかも・・・というのが残念。リズムアレンジも良いし・・・音楽の基本がしっかりしていますね。歌が入ったりすると、相当良い曲になるのでは?冒険ですが、ブラッド・メルドーというピアニストがいまして、このあたりの作品を聴いてみてはいかがでしょう?
http://www.hmv.co.jp/search/artist.asp?artistcode=000000000061624
ボイシングや音質の勉強になると思います。


ID31 その瞳、慈愛を映し koreken MIDI

メロディーに多少強引さは見えますが、曲をこうしたいという所が見えて全体的には
良い印象でした。
音の響きを意識していただくと、そういった部分はかなり解消できると思います。
まず、基本のリズム隊(ドラム、ベース、ピアノ)を意識して曲を聴くと、間違いな
くもっと良くなりますよ。スウィングジャズのオムニバスCDなど聞いてみると良い
かもしれませんね。
(覆面審査員)

(25)桜の花、咲く頃/空蝉

 ・出だしの琴のフェードアウトはあまり効果的になっていない。
 ・終わり方が突然。
 ・コードの繋がりが不自然なところが多く
  改善するか、そもそも安易なコード垂れ流しは避けた方がよい。
 ・テーマに沿った、音色の選び方がとても良かった。
 ・複数の音楽の要素が複合していて面白い。


(31)その瞳、慈愛を映し/koreken

 ・しかしメロディーの1:31〜1:36 3:17〜3:21部分は非常にまずい。
 ・音(楽器)の配置の考慮、アイデアが足らない。 
 ・雰囲気が良い、雰囲気のセンスがある。夏の雰囲気もさりげなくある。
 ・語りかけるような優しいメロディー、包容力も兼ね備えている。

惜しい

(16)ENDLESS SUMMER/lita

 ・部分的な楽曲構成の無理が感じられる、
  特に時間軸においての展開の仕方にはもう少しなめらかな感じがあっても悪くはない、と思う。
  それが難しいならメロディーにもっと説得力を持たせる方が良い(「堂々と」って意味です)。
 ・オールディーなテイストや古めかしいという言葉では片づけられない良さがある。
 ・きちんと夏なテイストがある。
 ・捧げるという意味においてもコミカルな感じがストーリー性を持っている。

(30)Far Away and away/新条ゆきの

 ・途中聴くにあたり無理がある部分(47秒、1:56あたり)があり、考慮して欲しい。
 ・テーマに沿う様なアイデアが欲しかった、音色など。
 ・シンプルな構造ながら聴かせるツボを心得ている。

(39)夏の贈り物/東雲

 ・短さが難点か。
 ・とても楽しい気持ちが表れている、曲も編曲が面白く聴いていて楽しい。
 ・意外にも捧げる曲になっている。

(26)ハーモニカの音にのせて/あい

 ・惜しい所でテーマが曲解されている、「伝えたい気持ち」ではまだ踏み込めていない。
 ・展開をもっと練ろう。
 ・ とてもセンスのあるPOPS。伸びる。

将来に期待 

(10)フィロソフィー/わた
(9)a cup of tea/わた

 ・「自分」ではなく「相手」の気持ちを考えよう。
 ・作曲のセンスが感じられ、努力すれば必ず伸びる。

(7)夢は芽生えてくるから/琶風果

 ・着眼点、終わり方、音色の選び方が良い。

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