BG_LAGはストロークの際に生じるタイミングのズレ具合を調節できる変数です。
使用方法はBG_LAGに1弦と1弦の間に生じるタイミングのズレを代入すればよい
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l1
BG_LAG=0;GEm7(1) BGD(!1)
BG_LAG=2;GEm7(1) BGD(!1)
BG_LAG=!128;GEm7(1) BGD(!1)
BG_LAG=!8;GEm7(1) BGD(!1)
初期値は !128 です。
BG_PEDALにonを代入することで、コントロールチェンジ64番のサステインの機能が働き、
音が持続します。アルペジオのような単音を鳴らすときには非常に効果的です。
踏みかえのタイミングはコードチェンジを行ったときです。
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l8
BG_PEDAL=on;
GEm7(1);BGA{ABCDEF^^ ^^^^^^^^}
初期値は off です。
BG_CHORDFORM関数を実行することで、現在握っているコードのフォームを表示します。
数字はフレット単位です。 M はミュートや抑えない弦だということを示します。
0 は開放弦であることを示します。
Include(bwb_guitar.h);
GAm(2);
BG_CHORDFORM;
↓実行結果↓
[表示] bwb_guitar.h(121): 6弦,5弦,4弦,3弦,2弦,1弦 = M,0,2,2,1,0
[終了] 0.15 秒
BG_PRINT=onにすることで、関数の処理内容を表示することができます。
bwb_guitar.hの関数は非常に複雑なため、
MIDIを生成する(=コンパイルする)のに時間がかかりますが、
BG_PRINTで表示されたものを、代わりにコピーすることで、
コンパイル速度が速くなります。
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l16
BG_PEDAL=on;
BG_PRINT=on;
GEm7(1);BGA{ABCDEF^^ ^^^^^^^^}
GAm7();BGD(!1);
GC();BGR{zxzxzxzx A^^^ ^^^^}
↓実行結果↓
[表示] bwb_guitar.h(69): y64,0;r*(%1);y64,127;r*(-%1);
[表示] bwb_guitar.h(333): v(100)q(99)n(40),v(100)q(99)n(47),v(100)q(99)n(50),
v(100)q(99)n(55),v(100)q(99)n(59),v(100)q(99)n(64),^^ ^^^^^^^^;v(100);q(99);
[表示] bwb_guitar.h(69): y64,0;r*(%1);y64,127;r*(-%1);
[表示] bwb_guitar.h(181): 'v(120);t(0);q(99);n(45);v(108);t(3);q(99);n(52);
v(96);t(6);q(99);n(55);v(99);t(9);q(99);n(60);v(102);t(12);q(99);n(64);v(100);
t(0);q(99);'%(384)
[表示] bwb_guitar.h(69): y64,0;r*(%1);y64,127;r*(-%1);
[表示] bwb_guitar.h(448): 'v(90);t(0);q(69);n(40);v(78);t(3);q(69);n(48);'
'v(90);t(0);q(69);n(48);r;v(78);t(3);q(69);n(40);'
'v(90);t(0);q(69);n(40);v(78);t(3);q(69);n(48);'
'v(90);t(0);q(69);n(48);r;v(78);t(3);q(69);n(40);'
'v(90);t(0);q(69);n(40);v(78);t(3);q(69);n(48);'
'v(90);t(0);q(69);n(48);r;v(78);t(3);q(69);n(40);'
'v(90);t(0);q(69);n(40);v(78);t(3);q(69);n(48);'
'v(90);t(0);q(69);n(48);r;v(78);t(3);q(69);n(40);'
'v(120);t(0);q(99);n(40);v(108);t(3);q(99);n(48);v(96);t(6);q(99);n(52);
v(94);t(9);q(99);n(55);v(97);t(12);q(99);n(60);
v(100);t(15);q(99);n(64);'^^^ ^^^^;v(100);q(99);t(0);
[終了] 0.20 秒
この実行結果の [表示] bwb_guitar.h(XXX):を消去すれば、 正常にコンパイルできるようになります。
初期値は offです。
BG_KEYは開放弦の音程を調整する変数です。
BG_KEYに代入された値だけ、全体の音程があがります。
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l16
BG_KEY=0;
GCm();BGD(!1);
BG_KEY=5;
GCm();BGD(!1);
初期値は 0 です。
配列変数であるBG_STRINGSにより弦ごとのベロシティ調節ができるようになります。
使い方は6弦から加算するベロシティの値を配列として代入することで、
それぞれの弦ごとにベロシティを加算できます。
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l16 v100
BG_STRINGS=20,-80,-80,-80,-80,20
GEm7(1) BGD(!1)
初期値は全て 0 です。
BG_VELOCITY_XXX:ストロークの際に生じるベロシティ差の調整
変数であるBG_VELOCITY_FIRST,BG_VELOCITY_LAST,BG_VELOCITY_MOMENTUMに
値を代入することでストロークの際に生じるベロシティ差を調節できます。
BG_VELOCITY_FIRSTで最初の方に弾く弦が強めになる性質を表現し、
BG_VELOCITY_LASTで最後の方に弾く弦が強めになる性質を表現し、
BG_VELOCITY_MOMENTUMで弦があたるごとに
だんだん勢いが失われていく性質を表現します。
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l16 v80
BG_VELOCITY_FIRST=30;
BG_VELOCITY_LAST=10;
BG_VELOCITY_MOMENTUM=-3;
GEm7(1) BGD(!1)
初期値は BG_VELOCITY_FIRSTは20、BG_VELOCITY_LASTは10、BG_VELOCITY_MOMENTUMは-2 です。
BG_ARPEGGIO_MUTE_XXX:アルペジオモードで弱く弾くときのベロシティ、ゲートの調整
変数であるBG_ARPEGGIO_MUTE_VELOCITY,BG_ARPEGGIO_MUTE_GATEに値を代入することで、
アルペジオモードのときの小文字で演奏する音の加算するベロシティとゲートを指定します。
基本的には小文字は弱く弾くことを表現するので、指定される値はマイナスです。
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l16 v80
BG_ARPEGGIO_MUTE_VELOCITY=-20
BG_ARPEGGIO_MUTE_GATE=-50
GEm7(1) BGA{AaBbCcDdCcDdEeFf}
初期値は BG_ARPEGGIO_MUTE_VELOCITYは-50、BG_ARPEGGIO_MUTE_GATEは-20 です。
BG_RHYTHM_MUTE_XXX:リズムモードで弱く弾くときのベロシティ、ゲートの調整
変数であるBG_RHYTHM_MUTE_VELOCITY,BG_RHYTHM_MUTE_GATEに値を代入することで、
リズムモードのときの小文字で演奏する音の加算するベロシティとゲートを指定します。
基本的には小文字は弱く弾くことを表現するので、指定される値はマイナスです。
Include(bwb_guitar.h);
TR(01) @25 q99 l16 v80
BG_RHYTHM_MUTE_VELOCITY=-20
BG_RHYTHM_MUTE_GATE=-50
GEm7(1) BGR{Z^xZ^xA^ ^^A^ ^^q^}
初期値は BG_RHYTHM_MUTE_VELOCITYは-30、BG_RHYTHM_MUTE_GATEは-40 です。