さっそく、簡単なMMLを書いてみましょう。サクラの使い方は、【ストトン講座】を、眺めてみて、分かってもらえたでしょうか?
ここでは、よく使うコマンドを書いて見ます。
abcdefg |
ラシドレミファソ |
l (エル) |
音符。音の長さを指定します。 |
o(オー) |
音階。オクターブを指定します。 |
q |
ゲート。実際の音の発音率を%で指定します。 |
v |
音量(ベロシティ)。音の強さを指定します。 |
^ |
タイ。ストトンの"ー"にあたります。 |
まずは、チューリップから、やってみましょう。
//ストトンだと、
音符4 音階5 ドレミー ドレミー ソミレド レミレー
//MMLだと、
l4 o5 cde^ cde^ gedc ded^
どうですか?MMLも、そんなに、抵抗なく使えるんじゃないでしょうか。
あと、q のゲートについて説明します。
これは、スタッカートや、フェルマーターの効果を出したいときに、使います。
次の2つのフレーズを聞き比べてみてください。
//(1)
v120 o5 l4 q30 geer fddr cdef gggr
//(2)
v120 o5 l4 q100 gee^ fdd^ cdef
ggg^
もちろん、ストトンのように、ド4レ8ミ4.のように、ノート情報の後に、直接、音の長さを記すことも出来ます。例えば、
l4 c8d8e d8e8f e8f8g f8e8d ^^^
のように。
実は、この音の長さのあとに、コンマ(
, ) で区切って、ゲートを指定することも出来ます。
例えば、
q100 c4 c4,50 // q100 c4 q50 c4 と同じ
とか、
q50 l8 cc e,100g cc g,100a // q50 l8 cc q100e
q50 g cc q100g q50a と同じ
とか・・・。
ここまで、出来たら、MML使いへの道が開けてきました。
次の扉を開けてみよう! |
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