"bend.h" ver.0.62


目次


概要

ピッチベンドは、音程を一時的に変えたり、連続的に変化させることで、ギターのチョーキングなどの演奏を再現することができます。
例えば、"A"の音程を発音するとき、ピッチベンドを使って"G"から"A"にスムーズに音程を変化させることができます。


使い方

Include(bend.h);

を、曲頭に書き加えてください。


BendUp(Len, Delay)

◇ベンドアップ:音程を下からなめらかに上げて、指定の音程にする。

Len     指定した音程になるまでの長さをステップを指定します。
Delay   ベンドアップが開始されるまでの長さをステップ指定します。

例)BendUp(48,96) c1

パラメータの先頭に"!"を記述するとn分音符指定することができます。
例)BendUp(!8,!4) c1


BendDown(Len, Delay)

◇ベンドダウン:音程を上からなめらかに下げて、指定の音程にする。

Len     指定した音程になるまでの長さをステップを指定します。
Delay   ベンドアップが開始されるまでの長さをステップ指定します。

例)BendUp(48,96) c1

パラメータの先頭に"!"を記述するとn分音符指定することができます。
例)BendUp(!8,!4) c1


BendEx(Len, Delay, Str Note1, Str Note2)

◇ベンド拡張1:Note1 から Note2 を滑らかにつなぐ。

Len     指定した音程になるまでの長さをステップを指定します。
Delay   ベンドアップが開始されるまでの長さをステップ指定します。
Str Note1       開始する音程
Str Note2       終了する音程

パラメータの先頭に"!"を記述するとn分音符指定することができます。

    ベンドのみを書き込むので、 Note2 は、この関数の後に書いてください。
例)BendEx(!4,!4,{o4c},{o5c}) o5c1


RandomBend(ON_OR_OFF,Value)

◇ランダムベンド:発音ごとにランダムなベンド値を書き込む。

ON_OR_OFF       onでランダムを開始、offで停止します。
Value           ベンドの最大値を指定します。省略可

例)RandomBend(on,2000) cege ceg`c