ご無沙汰しております。以前ポストTWとしての新音源開発について書かせて頂きました。
前回は連絡先をお教え頂きありがとうございました。
実はあの後少し方針を転換しまして、DirectMusicを使わずに作ることに決めました。
そのためTakesoftさんにはまだ連絡を取ってません。
理由はDirectMusicは後継互換APIも含めていずれサポートが終わると考えられること、Linux環境でも動くようにコア部分を揃えたいからです。(WineもDirectMusicをサポートできてない)
開発の進み具合に関しては、まだコードは一行も書けてません。
現在は専門書を買って本業の研究の合間にMIDIの仕様、フーリエ変換やラプラス変換について勉強しているところです。
フーリエ変換やラプラス変換は分野柄方法論としてよく使うのですが、専門的な部分に触れるのは初めてです。
非常に長い道のりであるが故、完成までかなり時間がかかりそうです。
特に私は何事にも完璧を求める性格のためコーディングの遅さには定評ありです(苦笑)
しかしインラインアセンブラを使いこなしてクロック効率の高いプログラムになります。
実装予定の機能を草案として以下に列挙します。
・名前はExtMIDI
・2002年製のノーパソでもフリーズせず動作
・CPUの種類やコア数を自動認識して最適化
・WAVE、MP3、M4Aへの直接変換(256kbps対応)
・サウンドフォントやDLS差し替えによるカスタマイズ
・デフォルトのDLSはTWのものを使用
・MIDI音源として当たり前のリバーブ、コーラス、ピッチベンド
・VSTi対応(優先順位低め)
結論としてはTWと全く異なる音源になるので、ExtMIDIが完成してもTWはTWで愛用され続けるでしょう。
そもそもTWは完成度の高い優秀なAPIであるDirectMusicを使っているので、車輪の再発明したところで果たしてそれに張り合えるものができるかどうかやってみないとわかりません。
大元のPCMは同じでもスピーカーから出る音は処理によってかなり違ってくるそうです。
何か意見や要望等あればこの掲示板でもTwitterにでも書いて頂けると嬉しいです。
TwitterのアカウントはExtMIDIです。
https://twitter.com/ExtMIDI
では、今後ともよろしくお願いします。